ハンバーグサンドのコスト検証
パーティーや特別なおもてなしの場面で活躍する「自家製レシピ」。今回は、みんなが大好きなサンドイッチの中でも、ちょっと贅沢なハンバーグサンドを手作りしてみました!
サンドイッチは、挟む具材や味付けを自由にアレンジできるのが魅力。自分だけのオリジナルレシピを楽しめるのも、手作りならではです。
将来的には本格的なハンバーガー作りにも挑戦したいと考えていますが、まずは気軽に作れるハンバーグサンドからスタート。
「パティ(ハンバーグ)も自作ならコストも抑えられるのでは?」という期待を込めて、今回は材料費や光熱費をしっかりと計算しながら、1食あたりのコストを検証しました。
ハンバーグサンドのコストを算出!
使用した材料とその費用
ハンバーグサンド(パティ)の材料費(4食分)
材料 | 分量 | 元の容量・価格 | 使用量の材料費 |
---|---|---|---|
合い挽き肉(牛:豚) | 350g | 129円 / 100g | 451.5円 |
塩 | 2つまみ(約2g) | 214円 / 250g | 1.7円 |
こしょう | 少々 (約0.5g) | 517円 / 48g | 5.4円 |
ナツメグ | 少々 (約0.5g) | 236円 / 15g | 7.9円 |
サラダ油 | 小さじ1 | 430円 / 1L | 2.2円 |
材料費合計:468.7円
→ 1食分:117.2円
ハンバーグサンドの材料費(パティ以外)(2食分)
材料 | 分量 | 元の容量・価格 | 使用量の材料費 |
---|---|---|---|
食パン | 4枚 | 139円 / 8枚 | 69.5円 |
トマト | 1個 | 322円 / 3個 | 107.3円 |
レタス | 3枚(約90g,約1/4) | 106円 / 1個 | 26.5円 |
スライスチーズ | 2枚 | 247円 / 7枚 | 70.6円 |
ケチャップ | 小さじ2(約12g) | 236円 / 500g | 5.7円 |
マヨネーズ | 小さじ2(約8g) | 409円 / 450g | 7.3円 |
ソース | 大さじ1(約18g) | 409円 / 500g | 14.7円 |
材料費合計:301.6円
→ 1食分:105.8円
調理にかかった時間と光熱費
今回はパンをコンロのグリルで焼いたため、グリル使用時のガス代も算出しました。
グリルのガス代目安
- リンナイ製グリルのガス消費量:1.33kWh/h
- プロパンガスの発熱量:27.9kWh/㎥
(参考:https://www.e-nishikawa.co.jp/hp/cn5/pg808.html) - ガス単価(全国平均):708円/㎥(2024年4月時点)
よって、グリルを1時間使用した場合のガス消費量は約0.048㎥。
1時間あたりのガス代は約34円です。
1時間あたりのガス代
- 弱火:約8円
- 中火:約34円
- 強火:約60円
- グリル:約34円
調理手順
- パティの肉だねを作る

ボウルに合い挽き肉、塩、こしょう、ナツメグを入れて混ぜます。

混ぜた肉だねを4つに分けておきます。
- パティを焼く

肉だねを薄く広げ、フライパンに並べます。

焼き目がつくまで、片面を中火で4分焼きます。

裏返して更に中火で3分焼きます。

サンドイッチに挟むパティが完成!
- ハンバーグサンドの具材を作る

トマトをスライスします。

食パンをグリルで片面2分、もう片面を1分焼きます。4枚焼くので計6分。

グリルで食パンを焼いている間、ソースを作っておきます。
- 完成

パンに焼いたパティ、野菜、チーズを挟み、最後にお皿に盛りつけて完成!
合計調理時間:約30分 (パティが約20分、ハンバーグサンドが約10分)
光熱費の計算
調理にかかった光熱費を計算すると、
加熱時間 | 火力 | 1時間当たりの費用 | 光熱費 |
---|---|---|---|
7分 | 中火 | 34円 | 約4.0円 |
6分 | グリル | 34円 | 約3.4円 |
光熱費合計:7.4円
今回はパティ(4食分)とパティ以外(2食分)で作っている量が異なるので1食分の量にする。
光熱費(1食分):2.7円
1食当たりのコスト算出
合計コスト(1食分)
項目 | 合計費用 |
---|---|
材料費(パティ) | 117.2円 |
材料費(パティ以外) | 105.8円 |
光熱費 | 2.7円 |
合計 | 225.7円 |
1食あたり:約226円
コスト評価
費用感
市販のサンドイッチは、コンビニやカフェなどで1個300円〜500円程度で販売されていることが多いですが、今回の自家製ハンバーグサンドは、1食あたり約226円で作ることができました。
自分で手間をかける分、コストを大きく抑えることができるのは魅力的です。
さらに、具材や味付けも自由に選べるので、好みに合わせたアレンジも楽しめます。
単に「安く作れる」というだけでなく、自分らしい一品を作れることの楽しさも加わり、満足感の高いレシピだと感じました。
時間と手間の考慮
今回の調理にかかった時間は約30分。
内訳としては、パティの調理に約20分、サンドの仕上げに約10分程度です。
材料の準備や焼き時間、盛り付けなどを含めると、忙しい朝には少し時間が足りないかもしれません。
ただし、手順自体は難しくなく、慣れてくればもう少し短時間で作ることもできそうです。
また、家族や友人と一緒に調理することで、ちょっとしたイベント気分も味わえます。
「料理する時間も楽しむ」ことができるのは、自家製の魅力のひとつですね。
まとめ
自家製のハンバーグサンドは、コストを抑えながらも、味や見た目に満足できる一品でした。
パーティーや週末のご褒美ごはんとして取り入れるのにぴったりです。
一方で、調理にはある程度の時間と手間がかかるため、忙しい日には無理せず市販品を使うなど、シーンに応じて使い分けるのが良さそうです。
これからも、手作り料理の楽しさやコストパフォーマンスに注目しながら、いろいろなレシピに挑戦していきたいと思います。
次回もぜひお楽しみに!
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