【筑前煮のコスト検証】1食約175円で野菜たっぷり!福岡の郷土料理をお得に楽しもう

筑前煮 料理

筑前煮のコスト検証

福岡の郷土料理で根菜を美味しく食べよう!

野菜をしっかり摂りたいけれど、食費も気になる…。 そんなときにおすすめしたいのが、福岡で昔から親しまれてきた郷土料理の「筑前煮」です。

鶏もも肉の旨みに、れんこん・ごぼう・にんじん・しいたけといった根菜の風味が合わさり、こんにゃくも加えることで食べ応えもアップ。 栄養満足感たっぷりで、野菜不足が気になるときにもぴったりの一品です。

しかも、外食や市販のお惣菜に比べてコストをぐっと抑えられるのが嬉しいポイント。

この記事では、福岡の家庭で愛されるこの「筑前煮」の作り方を紹介しながら、実際にかかった費用を詳しく検証してみました。

筑前煮のコストを算出!

使用した材料とその費用

筑前煮の材料費(6食分)

材料分量元の容量・価格使用量の材料費
鶏もも肉1枚(350g)95円 / 100g332.5円
れんこん1本128円 / 1本128.0円
にんじん1本47円 / 1本47.0円
ごぼう1本238円 / 1本238.0円
しいたけ4個158円 / 4個158.0円
こんにゃく1枚58円 / 1枚58.0円
サラダ油大さじ1430円 / 1L6.5円
しょうゆ大さじ5301円 / 1L22.6円
料理酒大さじ4268円 / 1L12.0円
みりん大さじ4417円 / 1L25.0円
300ml0.2円/L(仮)0.1円

材料費合計:1027.7円

調理にかかった時間と光熱費

プロパンガスの費用も計算に入れます。

1時間あたりのガス代

  • 弱火:約8円
  • 中火:約34円
  • 強火:約60円

(地域差や供給業者によって異なりますが、一般的な費用で計算しています。)

調理手順
  1. 鶏肉を炒める
筑前煮1

フライパンにサラダ油を入れて中火で熱し、一口大に切った鶏もも肉を炒めます。

表面に軽く焼き色がつくまで、だいたい5分ほどが目安です。

  1. 野菜などの食材を炒める
筑前煮2

鶏肉に火が通ったら、れんこん・ごぼう・にんじん・しいたけ・こんにゃくを加えます。

これも中火のまま、全体に油がなじむまで約5分炒めましょう。

  1. 落し蓋をして食材を煮込む
筑前煮4

しょうゆ・料理酒・みりんを加え、軽く混ぜたら、落し蓋(キッチンペーパーでもOK)をして中火で10分ほど煮ます。
ここで食材にしっかり味を染み込ませていきます。

  1. 煮込みつつ水分を飛ばす
筑前煮5

10分煮たら落し蓋を外し、そのままさらに中火で15分ほど煮続けます。

筑前煮6

だんだん煮汁が少なくなり、食材に照りが出てきたらもう一息。

全体が照りよく仕上がれば完成間近です!

  1. 完成
筑前煮

お皿に盛りつけて完成です!

合計調理時間:約50分

光熱費の計算

調理にかかった光熱費を計算すると、

工程火力加熱時間光熱費
鶏肉を炒める中火5分約2.8円
野菜を炒める中火5分約2.8円
落し蓋をして火を通す中火10分約5.7円
水分を飛ばす中火15分約8.5円

光熱費合計:19.8円

1食当たりのコスト算出

合計コスト(6食分)

項目合計費用
材料費1,027.7円
光熱費19.8
合計1,047.5円

1食あたり:約174.6円

コスト評価

コスト評価:家庭の筑前煮はお得?

今回の筑前煮は、1食あたり約175円という結果に。

市販の筑前煮(コンビニ・スーパーの惣菜)は、1人前300〜500円が相場なので、手作りなら約半額程度におさえられます。

まとめて作れば冷蔵・冷凍保存もできて、平日のごはん作りにも役立つ一品です。

時間と手間のかかり具合もチェック

調理にかかった時間は約50分

切る食材が多いため少し手間はかかりますが、作業自体はシンプル

煮込みの間に洗い物をすませれば、片づけもラクになります。

なにより、一度に多めに作っておけるので、忙しい日にもすぐ使えて結果的には時短に

まとめ

まとめ:コスパ良し!栄養たっぷり!

手作りの筑前煮は、1食あたり約175円というコストの安さに加えて、野菜もたっぷり摂れる栄養バランスの良さが魅力

冷蔵・冷凍保存もできるので、忙しい日のおかずにも頼れる存在です。

また、じゃがいもや大根、たけのこ、水煮大豆などを使えばアレンジも自在。冷蔵庫の余り野菜を活用することで、ムダなく美味しく食べ切ることができます。

「節約しながら、ちゃんと美味しいものを食べたい」——そんな気持ちに寄り添ってくれる、家庭の心強い味方です。


これからも、このブログでは家庭で手軽に作れる郷土料理や定番おかずなどのレシピを紹介していきます。

お楽しみに!

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