【牛丼のコスト検証】外食と自炊どっちがお得?実際に作って算出してみた!

牛丼 料理

牛丼のコスト検証

牛丼を自炊したら本当にお得なのか?

「牛丼」って、自炊でもサッと作れる定番メニューのひとつですよね。
でもふと考えると、チェーン店で食べてもすごく安い価格で提供されているのが現実。

じゃあ実際のところ、自分で作ったらどれくらいお得になるんだろう

今回はそんな疑問を解消するべく、実際に牛丼の「材料費+光熱費」を計算してみました。
さらに、チェーン店の価格と比較して、どちらが本当にお得なのかを検証していきたいと思います。

牛丼のコストを算出!

使用した材料とその費用

牛丼の材料費(4食分)

材料分量元の容量・価格使用量の材料費
牛肉400g299円 / 100g1,196円
たまねぎ1玉235円 / 3個78.3円
砂糖大さじ3 (約27g)311円 / 1kg8.4円
しょうゆ大さじ3311円 / 1L14.0円
料理酒大さじ3246円 / 1L11.1円
顆粒だし小さじ2 (約5.4g)322円 / 120g14.5円
おろししょうが小さじ1 (約5g)559円 / 160g17.5円
400ml0.2円 /L(仮)0.1円
3合(450g)5,322円 / 5kg479.0円

材料費合計:1,819.0円

調理にかかった時間と光熱費

プロパンガスの費用も計算に入れます。

1時間あたりのガス代

  • 弱火:約8円
  • 中火:約34円
  • 強火:約60円

(地域差や供給業者によって異なりますが、一般的な費用で計算しています。)

調理手順
  1. 調味料を合わせ煮立たせる

鍋に水・砂糖・料理酒・醤油・顆粒だしを入れ、強火にかけてひと煮立ちさせます。

  1. 玉ねぎを加える

煮立ったところにたまねぎを入れ、再び沸いてきたら軽く混ぜます。

  1. 牛肉を煮込む

牛肉をほぐしながら鍋に加えます。

キッチンペーパーで落とし蓋をし、弱火~中火で約7分煮込みます。

  1. しょうがで香りづけ

火を止めたら、仕上げにおろししょうがを入れて香りをプラスします。

  1. 完成
牛丼

丼に盛りつけて完成です!

合計調理時間:約15分

光熱費の計算

調理にかかった光熱費を計算すると、

工程火力加熱時間光熱費
調味料を合わせ煮立たせる強火5分約5.0円
玉ねぎを加える強火2分約2.0円
牛肉を煮込む中火7分約4.0円

炊飯器の電気代:約4円

光熱費合計:15.0円

1食当たりのコスト算出

合計コスト(4食分)

項目合計費用
材料費1,819.0
光熱費15.0
合計1,834.0円

1食あたり:約459円

コスト評価

コスト評価:牛丼の自炊はお得?

計算の結果、自炊した牛丼は 1食あたり約459
一方、チェーン店の牛丼は 約460円

……そう、ほとんど差がありませんでした。
「えっ、自炊したほうがもっと安いと思ってたのに!」と感じる方も多いのではないでしょうか。

やはり牛丼チェーンは、肉や米の仕入れに相当な工夫をしているのかもしれませんね。
結果として、自炊によるコストメリットはほとんど得られないという結論になりました。

時間と手間のかかり具合もチェック

調理そのものはとてもシンプル。
水・調味料を合わせて煮立たせ、玉ねぎと牛肉を入れて数分煮込むだけ。
一度作ってしまえば、冷蔵や冷凍でストックできるので、後の食事準備がグッと楽になります。

つまり、コスト的にはチェーン店と大差ないけれど、 「好きなタイミングで食べられる」便利さや「味付けを自由に調整できる」楽しさ が、自炊ならではのメリットといえそうです。

まとめ

外食と自炊、どう使い分ける?

今回の検証では、残念ながら「牛丼を自炊しても大きなコストメリットはない」という結果になりました。
それだけチェーン店が企業努力でコストを削っているという証拠でもあります。

そう考えると、「今日は手軽に済ませたい!」というときは外食やテイクアウトを選ぶのも十分アリ。
逆に牛丼を自炊するなら、コスト面以外の楽しみ方に目を向けるのがおすすめです。

たとえば、牛肉を豚肉に変えてみたり、卵や野菜をトッピングしたり。
具材を自由に選べるのは、自炊ならではの大きなメリットです。

つまり牛丼は「コストで選ぶ」よりも、「気分やアレンジで楽しむ」ほうが、自炊と外食を上手に使い分けられるポイントになりそうですね。


このブログではこれからも、
「自炊したら本当にお得なの?」「外食と比べたらどう違うの?」といった疑問を、実際にコストを算出しながら検証していきます。

普段なんとなく食べている料理も、材料費や光熱費を知ることで、選び方や楽しみ方がぐっと広がります。
節約派の方にも、アレンジを楽しみたい方にも、“納得して選べるごはん”のヒントをお届けしていきます。

次回もぜひお楽しみに!

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