鶏もも炊き込みご飯のコスト検証
今回は「簡単に作れる時短レシピ」をテーマに、炊き込みご飯をつくってみました。
炊き込みご飯のメリット
炊き込みご飯の最大の魅力は、調理の手間が圧倒的に少ないことです。
特に鶏もも肉を使った炊き込みご飯は、普段お米を炊く手順に調味料と具材を加えるだけで完成します。
今回は、どれほど簡単に作れるのか、また炊き込みご飯にかかるコスト面も合わせて検証してみました!
鶏もも炊き込みご飯のコストを算出!
使用した材料とその費用
鶏もも炊き込みご飯の材料費(3人分)
材料 | 分量 | 元の容量・価格 | 使用量の材料費 |
---|---|---|---|
米 | 2合(300g) | 4623円 / 5kg | 277.4円 |
鶏もも肉 | 1枚(365g) | 95円 / 100g | 346.8円 |
しょうゆ | 大さじ1 | 301円 / 1L | 4.5円 |
鶏がらスープの素 | 大さじ1(約7.5g) | 301円 / 56g | 40.3円 |
おろししょうが | 小さじ1(約5g) | 301円 / 175g | 8.6円 |
水 | 約4L(とぎ、炊き) | 0.2円 / L(仮) | 0.8円 |
いりごま | 3つまみ(約3g) | 155円 / 82g | 5.7円 |
材料費合計:684.1円
調理にかかった時間と光熱費
今回は炊飯器を使用しました。
炊飯器で炊飯時の電気代は約3〜4円、保温は1時間で約0.5円程度。
今回は
- 炊飯:約4円
- 保温(2時間):約1円
合計約5円として計算します。
調理手順
- 米を炊く準備をする

まず米を研ぎます。

炊飯釜に調味料を入れて、2合の目盛まで水を張ります。

鶏肉を開いて炊飯釜の中に投入して炊飯器のスイッチをON!
- 炊きあがり

炊きあがった後はこんな感じ。

炊きあがった米と鶏肉をしゃもじでほぐしながら混ぜていきます。
- 完成

最後にお皿に盛りつけ、いりごまをふりかけて完成!
加熱時間の合計
- 炊き時間:50分
今回は合計調理時間について、待ち時間が長いので分けておきます。
調理時間(手を動かした時間):約5分
調理時間(待ち時間):約50分
合計調理時間:約55分
光熱費の計算
調理にかかった光熱費は炊飯器の電気代のみ。
光熱費合計:5.0円
1食当たりのコスト算出
合計コスト(3食分)
項目 | 合計費用 |
---|---|
材料費 | 684.1円 |
光熱費 | 5.0円 |
合計 | 689.1円 |
1食あたり:約230円
コスト評価
費用感
1食あたり230円。
市販の冷凍食品やパックの炊き込みご飯と比較すると、価格は大きく変わらないように見えます。
(※パックご飯はおかず込みで1食180gが多いですが、こちらは1人あたり約220g+お肉とボリュームも多め)
また、今回は鶏もも肉がたっぷり1人あたり約120g入っているので、満足感は市販品以上。
鶏がらスープの素を業務用商品に切り替えれば、さらにコストを抑えることも可能です。
最近のお米事情について
最近は米の価格が上がっていて、2合(約300g)を3人分に分けても、白米だけで1人あたり約94円。
個人購入では業務用価格に比べると、やや割高に感じることもあるかもしれません。
時間と手間の考慮
今回は、手を動かした時間はたったの5分!
あとは炊飯器がすべてやってくれるので、ほぼ手間ゼロ。
待っている間は完全にフリーなので、他の家事や作業にも時間を有効活用できます。
まとめ
炊き込みご飯は、忙しい日のお助けメニュー
炊き込みご飯は、材料を炊飯器にセットするだけで作れるので、調理の手間がほとんどかかりません。炊いている間は炊飯器に任せられるため、ほかの家事や仕事をしながらでも安心して料理できます。
また、使う調理器具も少なく、後片付けが簡単なのも嬉しいポイントです。一度にたっぷり作れるので、翌日のご飯やお弁当にも活用でき、忙しい日々の中でも食事の準備にかかる時間をぐっと減らせます。
コスト面でも、市販のパックご飯や冷凍食品と同じくらい、あるいはそれ以上の満足感を得られる仕上がりになります。たっぷり具材を使えるので、手作りならではの美味しさと食べごたえを楽しめるのも魅力です。
たまには、人参やごぼう、きのこなどを加えてのアレンジも楽しいかもしれません。
忙しいときでも、美味しくてしっかり満足できるご飯を作りたい――そんなときにこそ、炊き込みご飯はぴったりの一品です。
今後も、コストを徹底分析しながら、お手頃で簡単・お得な料理を研究していきます!
お楽しみに!
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